2004年01月07日(水) 19時05分
HIV「献血すれば判明」 作家のHP、誤った勧め(共同通信)
インターネットで性感染症に関する情報を提供する作家のホームページ(HP)に、エイズウイルス(HIV)などの感染は「まずは献血をすれば多くが判明する」と、検査目的の献血を勧める内容が記載されていたことが7日、分かった。
厚生労働省は同日「血液の安全性確保の上で極めて不適切」と開設者側に指摘、問題の記載は削除された。昨年末、HIV汚染血液を輸血された患者が感染した例も報告されており、同省は「検査目的の献血は絶対にやめて」と訴えている。
このHPは、整形外科医で作家藤田徳人さんが開設している「恋愛科学研究所」。
HPで、「(感染の有無を)調べておきたいウイルスはエイズ、肝炎、パピローマ、細菌では梅毒です」とし「まずは献血をすればこれらの多くが判明しますので、献血センターに行けば無料です」と記載していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040107-00000169-kyodo-soci