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日本マクドナルドは5日、米国産の牛脂を使った油でフライドポテトなどの加工をするのをやめ、植物油による加工に変えたと明らかにした。同社は主力のハンバーガー類に使う牛肉は豪州産であるため、米国での牛海綿状脳症(BSE)発生の影響はないとしてきた。しかし、フランクフルトの一部に米国産牛肉が使われていたことも判明するなど、対応に追われている。
マクドナルドのフライドポテトやチキンナゲットの一部は、日本への輸入前に、米国内で揚げるなどする1次加工を施していた。一方、米国でのBSE発生を受け、日本政府は昨年12月24日以降、食用牛肉だけでなく加工食品も輸入を禁止した。同社の1次加工油には、この対象となる牛脂が使われていた。同社は直ちに油を植物油に切り替える措置をとって品切れを防止。今週中には植物油で1次加工されたポテトが店頭に出回る見込みだ。
販売を中止したのが、朝食時間帯用のフランクバーガー(150円)。フランクフルトに米国産牛肉が約15%含まれていたため、以前から検討していた商品としての廃止を昨年中に前倒しで実施。流通在庫もすべて廃棄処分する方針だ。
(01/06 06:20)