2004年01月06日(火) 07時00分
牛丼2月に姿消す?、大手4社の在庫払底秒読み(日経新聞)
牛丼が2月中にも外食チェーン各社の店頭から姿を消す見通しが強まってきた。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)発生に伴い、米国産牛肉の輸入禁止が続いているためで、吉野家ディー・アンド・シー、松屋フーズ、ゼンショーなど大手の牛肉在庫は2月中旬にも払底する。米国産以外での代替が難しく、各社は新規メニューの開発を急いでいる。
980店を展開する吉野家の場合、牛丼に使う「ショートプレート」(あばら部分のバラ肉)の在庫は現在1000トンあまり。昨年末、全店の約2割にあたる174店で24時間営業を中止するなどしたが、早ければ2月10日以降、牛丼が扱えなくなる見込み。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040106AT1D050A305012004.html