2004年01月06日(火) 17時08分
中国製漢方薬で男性死亡 上海で購入、山口県が発表(共同通信)
山口県は6日、中国で購入した漢方薬を服用した50代の男性が、漢方薬が原因とみられる健康被害で昨年12月、死亡したと発表した。同県防府市の病院から県に届け出があった。
県薬務課によると、男性は約7年前から糖尿病を患い、糖尿病の薬を服用。中国・上海で漢方薬を購入し、昨年9月上旬、病院からもらった風邪薬と漢方薬を併せて服用し始めた。同月下旬、肝機能障害と腎機能障害、肺炎の症状で入院。10−11月にかけ症状が悪化し、12月中旬死亡したという。
県が服用していた漢方薬の残りを分析したところ、一昨年健康被害が相次いだ中国製ダイエット食品に含まれていた医薬品成分などは検出されなかったという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040106-00000143-kyodo-soci