2004年01月05日(月) 07時01分
ソフトウエア・サイトの安全性、第3者機関で分析・経産省が新設(日経新聞)
経済産業省はコンピューターの基本ソフト(OS)などソフトウエアに安全上の欠陥がないかどうかを分析する第三者機関を5日、新設する。利用者からの通報や内部告発なども受け付け、欠陥を見つけた場合はメーカーに改善を求める。情報提供者に謝礼を支払うことや改善要請に従わない企業名の公表なども検討し、コンピューターウイルスなどによる被害の未然防止をめざす。
新機関は1月に発足する独立行政法人、情報処理推進機構(IPA)のセキュリティーセンター内に「ぜい弱性分析センター」として設置。機構の前身である情報処理振興事業協会の職員のほか産学の研究者数十人を採用する。産業技術総合研究所の情報セキュリティー関連部門約20人も年内に合流し、OSやパッケージソフト、官公庁のウェブサイトなどの安全上の欠陥(セキュリティーホール)を分析する。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040105AT1F2900N04012004.html