2004年01月02日(金) 20時40分
<視聴率>紅白低迷、サップ×曙は健闘 大みそか(毎日新聞)
昨年大みそかに放送された第54回NHK紅白歌合戦の平均視聴率(総合テレビ)が2日、ビデオリサーチから発表され、関東地区は前半(午後7時半〜9時20分)が35.5%(前回37.1%)、後半(9時半〜11時45分)が45.9%(同47.3%)で、いずれも前年を下回った。後半は4年連続の50%割れで、89年(47・0%)を下回り、過去最低だった。NHKの天海修一歌謡・演芸番組部長は「“人々の心に響く紅白”をお届けできた。BS、地上デジタルを含めると、トータルでは相当数の方に楽しんでもらえたと思う」と話している。
民放3局の対決となった格闘技は、ボブ・サップと元横綱・曙が対戦したTBS「K—1プレミアム2003人類史上最強王決定戦Dynamite!」が19.5%と前年の格闘技番組を3ポイント上回り、午後9時以降の紅白裏番組では86年の日本テレビ「白虎隊・後編」(17.2%)を超えて過去最高に。フジテレビ「PRIDEスペシャル2003男祭り」は12.2%、日テレ「イノキボンバイエ2003馬鹿になれ夢をもて!」は5.1%だった。【油井雅和】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040103-00000040-mai-soci