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感染牛を飼っていた米ワシントン州の牧場主が再度調査し、米側の当初発表より二年早く生まれていることが分かった。
米農務省は二十七日の会見で感染牛が二〇〇一年八月にカナダ・アルバータ州から輸入された一頭とする見解を発表。ところがカナダ側の記録では牛の年齢が六歳半で、米側の四歳半と食い違っていた。出生時期が一致したことにより、カナダで感染した疑いが強まった。同省はDNA検査を待って最終判断する見込み。アルバータ州では今年五月、BSE感染牛が発見されている。
肉骨粉は牛の脳や脊髄(せきずい)などを含む部位が原料。米国とカナダはBSE感染防止のため一九九七年八月に飼料として使うことを禁じたが、それ以前については、畜産業者の間で幅広く使われていたとみられる。
米農務省は感染牛と同時に輸入されたカナダ産の牛はこれまでより八頭多い八十一頭と説明。同じ飼料を食べていた疑いが強いとして、追跡調査に全力を挙げることを明らかにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031231/mng_____kok_____002.shtml