2003年12月30日(火) 21時43分
米のBSE牛、出生直後に感染か(読売新聞)
【ワシントン=笹沢教一】米農務省当局者は29日の記者会見で、米国初のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の感染牛は、米国とカナダが感染源となる肉骨粉の使用禁止措置を行う4か月前に生まれたと発表した。
同省などの調査では、両国に残された感染牛の出生記録に食い違いがあったため、購入業者らに照会した結果、カナダ側の記録にあった1997年4月生まれが正しいとわかった。両国が、感染した牛の体を使った飼料の使用を禁止したのは97年8月で、今回の感染牛が出生直後に、感染した牛の肉骨粉などを食べ感染に至った可能性がある。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031230-00000113-yom-int