2003年12月30日(火) 20時09分
日赤、HIV感染問題で全国の血液センターに対応を指示(日経新聞)
エイズウイルス(HIV)混入血液が献血時検査をすり抜け、輸血された患者がHIVに感染した問題で、日赤は30日までに、全国約80カ所の血液センターに通知を出し、今回の事実経過と今後の対応を周知した。
今回の事態を受け、日赤は北海道、東京都、京都府の三施設に全国の血液を集めて実施している高感度検査について、50人分まとめて分析しているのを20人分に減らして精度を上げる方針。今後8—9カ月間かけて態勢を整備するという。
問題となった献血血液と患者の血液から見つかったHIV遺伝子のタイプを分析し、輸血による感染かどうかを最終確認するが、結果が出るのは年明けになる見通し。〔共同〕(20:09)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20031230AT3K3001P30122003.html