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長崎県大村市のスーパー「かとりストア」(鹿取進社長)が米国産の牛肉を国産と偽って販売していたことがわかった。長崎県警は29日に同店などを不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで家宅捜索した。県と保健所は30日、店の関係者から事情を聴いた。
県警の調べに対し、店側は「米国で牛海綿状脳症(BSE)感染牛が見つかり、米国産牛への不安が大きくなったため偽装を考えついた」と話しているという。また、県に対しては、12月26〜28日の3日間、米国産の牛肉を宮崎産と表示して約30キロを販売したと話したという。県はそれ以前から偽装していなかったかどうかについても調べる。
また、同店は、国が生鮮食品には使わないよう通知している酸化防止剤を、牛肉の変色を防止するために使っていた。
県は同店に対し、問題の商品を撤去し、適正な表示をするよう指導した。(12/30 21:29)