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感染牛は今月九日、米ワシントン州内で食肉処理され、オレゴン州内の二工場で加工されたことが分かっていた。その後の調査で食肉が二州のほか、一部がカリフォルニア、ネバダ、アラスカ、ハワイ、アイダホ、モンタナの各州と米国領グアムに出回っていることが判明。同省担当者は小売店を通じて消費者が購入した可能性があると指摘している。
ただ「(BSE感染の危険性がある)脳や脊髄(せきずい)などは取り除かれており、仮に食べても消費者のリスクは実質的にゼロだ」と安全性を強調した。同省は既にワシントン州内の食肉業者から出回った牛肉約四・五トンを回収している。
また、同省のディヘイブン主任獣医師は日本などが米国産牛肉の輸入停止を決めたことについて「十分な科学的根拠に基づくものではない」などと“過剰反応”との見解を明らかにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031230/mng_____kok_____001.shtml