2003年12月29日(月) 07時00分
日銀、サービス価格指数にネット広告など採用へ(日経新聞)
日銀は、企業間サービスの物価水準を表す企業向けサービス価格指数の採用品目を見直す。取引額が急速に増えているインターネット広告を新たに採用するほか、宅配便やメール便などの品目を設ける。経済のサービス化進展や企業の価格設定の多様化に対応した。
2004年末にサービス価格指数の基準年を現行の1995年から2000年に切り替えるのに併せ、品目の見直しを指数に反映させる。ネット広告の採用に加え、陸上貨物輸送の品目をメール便や宅配便などに細分化。鉄道旅客の品目は新幹線とそれ以外の鉄道旅客輸送に分割する。一方、携帯電話の普及で利用が大幅に減ったぺージャー(ポケットベル)などは品目を廃止する。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20031229AT1F2602G28122003.html