2003年12月29日(月) 00時00分
歳末商戦大詰め。消費者は二極分化?(朝日新聞・)
歳末商戦もピークを迎えた28日、盛岡市内のデパートなどでは、正月用の食材を買い求める客が目立った=写真。不景気で財布のひもを固くしめている消費者も、「正月だから」と奮発する人と、安く済ませる人に、二極分化しているようだ。
正月に欠かせない餅。冷夏による米不足で、今年は、昨年より2割ほど割高になっているという。同市菜園1丁目の川徳デパートの特設コーナーで餅を買っていた、花巻市の主婦金子忍さん(53)は「少し値が張っても、お正月くらいは」と話す。同店の阿部寛食品販売2課課長は「餅の売れ行きは変わりませんが、おせち料理の売れ行きが心配です」と話す。
おせち料理は、例年だと2万円クラスが売れ筋だった。しかし今年は3万円台か、1万円台のものに人気が分かれているという。阿部さんは「正月だからと張り切る人と、そうでない人の差が出たのでしょうか」と、見ている。
(12/29)
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4766
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