2003年12月28日(日) 00時00分
MRI写真を紛失 府立医科大付属(朝日新聞・)
府立医科大付属病院(上京区)が、脳腫瘍(しゅよう)の男性患者の磁気共鳴断層撮影(MRI)写真を紛失していたことがわかった。医師法では、診療記録は5年間保存することが定められており、同病院の内規でも10年保存としている。病院側は「大切な資料を紛失したことは申し開きできない。謝罪すべきは謝罪し、再発防止に努めたい」と話している。
同病院によると、写真は市内の別の病院で撮影され、患者が約5年前に府立医科大付属病院に転院した際に送られた。患者は98年、同病院で腫瘍摘出の手術を受け、その後放射線や抗がん剤で治療を続けていた。今年1月、大阪府吹田市の病院に転院するため、資料を整理していて紛失していることがわかった。紛失した時期などはわからないという。
(12/28)
http://mytown.asahi.com/kyoto/news02.asp?kiji=3612
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