2003年12月27日(土) 00時00分
ニセ県税事務所員 不審電話ご注意(朝日新聞・)
口座番号をたずねる県西部で通報4件 県税事務所員と偽って、銀行口座番号など個人情報を聞き出そうとする不審な電話が今月19、20の両日、県西部の民家に計4件かかったと県に通報があった。県税務課は「個人情報の漏洩(ろうえい)でトラブルに巻き込まれる恐れがある」と注意を呼びかけている。
県税務課「即答しないで」 同課によると、電話は19日、米子市民宅に2件、淀江町民宅に1件、20日にも同じ淀江町民宅に1件あった。それぞれ、県税事務所員を名乗る女性が「税金の還付金がある」などと言って、勤務先や銀行の口座番号などを聞き出そうとしたという。いずれも住民が不審に思い、「折り返し電話する」と電話番号や名前などを尋ねようとしたところ、一方的に切られたという。
勝手に口座に現金を振り込んだ後、高額な利息と元金を請求される「押し貸し」など、ヤミ金業者に悪用される恐れもある。
県税務課によると、還付金は通常、口座に直接振り込むことはない。不審電話があった際には即答せず、県庁(1月4日までの閉庁日は0857・26・7777)か県税事務所(1月5日以降の平日に東部0857・20・3501、中部0858・23・3101、西部0859・31・9601)へ。
(12/27)
http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3719
|