2003年12月27日(土) 08時59分
英で相次ぐ基地局破壊 携帯電波が有害と住民(共同通信)
【ロンドン26日共同】英国で携帯電話の基地局が住民によって壊される事件が相次いでいる。携帯電話の電波が人体に有害で、白血病などの病気につながるとの不安が住民に広がっているためで、第3世代携帯電話(3G)の英全土への展開が遅れる可能性もある。
先月初めには、イングランド中部のサットンコールドフィールドで基地局が倒された。英メディアによると、住民は「基地局の周辺2キロ以内で急性リンパ性白血病が通常の2・56倍にもなるとの研究論文もあり、有害なのは明らか」と非難している。
住民らは基地局を取り壊した後も、再建されないよう交代で24時間見張りを続けている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031227-00000030-kyodo-int