2003年12月26日(金) 18時52分
9500万円の賠償命令 止血処置ミスで新潟市に(共同通信)
新潟市民病院で1999年に女性=当時(43)=が死亡したのは止血処置のミスが原因として、遺族が新潟市に約1億300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、新潟地裁は26日、病院側の過失を認め、約9500万円の支払いを命じた。
片野悟好裁判長は、重さ約2キロの砂のうを通常の3−4倍の16時間40分も女性の右太ももに置き、体の向きを変えなかったため、静脈内に血栓ができ、肺血栓塞栓(そくせん)症になったと認定。「医師や看護師の注意義務違反」とした。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031226-00000186-kyodo-soci