2003年12月26日(金) 18時24分
運転中の携帯に罰金5万円 事故多発で罰則見直し(共同通信)
26日まとまった道交法改正試案には、自動車の運転中に携帯電話を手に持って使用した場合、交通の危険がなくても警察官が確認すれば5万円以下の罰金を科す規制強化が盛り込まれた。
警察庁によると、昨年1年間で運転中に携帯電話を使用して起きた人身事故は2847件。うち死亡事故は41件。
運転中に携帯電話で通話やメールを送信することは現行でも禁止され、罰則は「3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金」となっている。
しかし罰則が適用されるのは「交通の危険を生じさせた場合」に限られ、交通事故を起こしても運転者が使用を認めるか目撃者の証言がなければ対象にならない。
このため今回の改正案は、現行の罰則規定に加え、携帯電話を手に持って通話したりメール送信しているだけで罰金を科すことができるよう改めた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031226-00000172-kyodo-soci