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七月から今月十九日まで、同行の国内百四十五店舗で確認できた「おれおれ詐欺」事件百十二件で、振り込みなどを求められた総額は約一億百万円。うち未然に防止できた七十八件は七千三百万円で、三十四件二千八百万円が被害にあった。百十二件のうち、県内分は九十四件だった。
七−九月の三カ月間で確認できた発生件数は計十七件だったが、十月には五十三件に急増、十一月は二十四件、十二月は十九日現在で十八件。最近は高齢者だけでなく、五十代の主婦らも被害対象になり、一件あたりの金額も高額化している。
百万円以上が数十件あり、最高額は三百万円という。
手口も巧妙化し、最初に警察官を名乗って「事故に立ち会っている。本人に代わる」などと偽った後、「おれおれ」などとだまして現金を振り込ませるケースや、弁護士や暴力団関係者を名乗って事故の示談交渉中であるかのように偽り、「おれおれ」とだます場合もあるという。
同行が把握していない被害も少なくないとみられ、同行は被害防止を呼び掛けるポスター掲示のほか、店頭や現金自動預払機(ATM)コーナーに行員を配備し顧客に注意を呼びかける。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20031226/lcl_____gnm_____000.shtml