2003年12月24日(水) 21時11分
適正なのに「太っている」と思う10代女性、7割も(読売新聞)
適正な体重な15—19歳の女性のうち、70%以上が「自分は太っている」と感じていることが、厚生労働省の国民栄養調査で分かった。
20歳代の女性も同じ傾向で、ともに5年前の調査に比べ10ポイント以上増えている。同省は「やせていることが美しいと思う女性がますます増えている」と分析している。
同調査は、無作為に抽出した全国の4246世帯(1万1491人)を対象に実施した。
このうち女性では、15—19歳の70・9%が年齢に応じた適正体重であるにもかかわらず、「太っている」と自己評価しており、5年前より12ポイント増加した。20歳代も15ポイント増の66・7%だった。
さらに、実際には「やせている」にもかかわらず、「太っている」と答えた人は10歳代後半で7ポイント増の17・9%、20歳代で6ポイント増の10・6%に上った。
一方、男性は自分の体形を適正に評価する傾向が強かった。実際の体形は、20年前に比べて男性は各年代で肥満者の割合が増え、女性は20—30歳代で低体重の人が増えていた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031224-00000212-yom-soci