2003年12月24日(水) 20時00分
米自動車ディーラー満足度、「レクサス」が首位維持(日経新聞)
【ニューヨーク=田中昭彦】米調査会社JDパワー&アソシエイツは23日、「米自動車ディーラーのメーカーに対する満足度」の調査結果を発表した。ディーラーの満足度が最も高かったのはトヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」(指数168)で首位を維持。2位「トヨタ」(同142)、3位米ゼネラル・モーターズ(GM)の小型車「サターン」(同141)と、順位は昨年と変わらなかった。
全体の「ディーラー満足度指数」は前年比3ポイント上昇して111と過去最高を記録。2年連続して過去最高を更新した。ディーラー向けインセンティブ(販売奨励金)水準が前年より上がっているのが背景。
一方、業績不振のダイムラークライスラー系ディーラーは満足度が軒並み落ちた。三菱自動車工業系が前年比32ポイント減の91まで急落。前年の9位から最下位から2番目の31位に落とした。中核のメルセデス・ベンツ系も17ポイント減の100で、業界平均111を下回った。(20:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031224AT1D2402O24122003.html