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BSE検査は、原因たんぱく質「異常プリオン」が蓄積しやすい牛の脳を使って調べる必要があり、牛肉や加工食品の形で輸入されたものを検査しても、プリオンを検出することは技術的にほとんど不可能だ。
このため、BSE発生国からは、こうした食品類の輸入禁止措置が取られるが、未発生国だった米国から輸入した牛肉などは、BSE検査を受けることなく、市場に出回っている。
一方、生きた牛(2002年の輸入は129頭)が輸入された場合は、国内で飼育した牛と同様、解体処理時に全頭検査の対象になる。
ただ、脳や脊髄(せきずい)などの特定危険部位が混入しなければ、牛肉自体には感染力がないとされており、米国産の牛肉を食べたからといって、すぐに感染の危険性を心配する必要はない。