2003年12月24日(水) 13時03分
「迷惑掛けた」と裁判長=違う形で法廷で会いたい−力込めて再び主文・東京地裁(時事通信)
川口政明裁判長は安田好弘弁護士に対する無罪判決言い渡し後、次のような異例の言及をした。
平成10年12月25日にあなたは起訴された。本日で満5年になる。最終段階で裁判長が交代し、結審が長引き、迷惑を掛けた。私なりに努力して理解に努めた。話したいことはいろいろあるが、中途半端に述べるのはやめる。今度、法廷で会う時はきょうと違う形で会うことを希望します。最後にもう一度、主文を述べます。被告人は無罪。
裁判長が「無罪」の言葉に力を込めると、傍聴席は拍手で包まれた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031224-00000373-jij-soci