2003年12月23日(火) 19時58分
SCO、弁護士費用かさみ赤字計上(ZDNet)
米SCO Groupは12月22日、同社第4四半期(8〜10月期)決算を発表、Linuxを相手取った知的財産権論争の弁護士費用がかさんだことを受けて赤字を計上した。
純損益は160万ドル(1株当たり12セント)の赤字。前年同期の赤字は270万ドル(同26セント)だった。対Linux論争関連の弁護士費用900万ドルを除くと、740万ドル(同44セント)の黒字になるとしている。
売上高は前年同期の1550万ドルから2430万ドルに増大した。収益のうち1030万ドルは、UNIX関連の知的財産権保護を担当するライセンス部門SCOsourceの収益。その多くは、MicrosoftおよびSun Microsystemsとの間で今年結んだライセンス契約によるものだとSCOは説明している。また、UNIX製品/サービス関連の収益は1400万ドルだった。
2003年度通期の最終損益は530万ドル(1株当たり34セント)の黒字になった。訴訟費用を除くと、黒字は1430万ドル(同91セント)になる計算。2002年度は2490万ドル(同1ドル93セント)の赤字を計上していた。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031223-00000007-zdn-sci