2003年12月22日(月) 21時49分
最大は埼玉305人 警察官増に3億4700万(共同通信)
2004年度予算復活折衝で、警察庁が4500人の増員を求めていた地方警察官の増員数は22日、3150人で決着した。小野清子国家公安委員長と谷垣禎一財務相との閣僚折衝で増員にかかる国の費用3億4700万円が認められた。
都道府県警への配分は、埼玉305人、千葉、神奈川、大阪に240人、警視庁、愛知に二百人など。増員後の警察官1人当たりの負担人口は、全国平均で533人から527人になる。
負担人口が最も多いのは現在と変わらず長野だが694人と700人を切る。次いで埼玉689人、岩手、宮城、福島の685人。少ないのは警視庁289人、京都416人、大阪437人の順。
警察庁の金高雅仁人事課長は「増員分を最大限活用して安全な社会の実現に向けて全力を尽くしたい」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031222-00000268-kyodo-soci