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同容疑者は、約３年前から知人や店の客など数十人から計約２億円を詐取したなどと供述。同署は余罪を追及する。
調べでは、山本容疑者は９日、松山市内で知人男性（４６）に「銀行に友人がいて裏運用で高金利が得られる。１週間で１割の金利を払う」などとうそを言い、現金１０００万円をだまし取った疑い。
資金運用などはしておらず、店の客らに声を掛けて金をだまし取っては、既に金を出させた相手に「金利」として支払うなどしていたという。
約束した金利分の支払いができなくなり、数日前からだました相手が元金の返済を求めて押しかけたため「どうにもならなくなった」と２１日、同署へ自首した。