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国土地理院(茨城県つくば市)は19日、CD−ROMに入っている「数値地図25000(空間データ基盤)」の標高データがすべて間違っていたと発表した。1月末をめどに約1200万円をかけて無料交換を始める。地理院は星埜(ほしの)由尚院長を委員長とする調査委を設け、ミスの経緯を調べる。
全国を53枚のCD−ROMに分け、1枚7500円で販売。5101枚が売れている。標高以外の道路、鉄道、河川などの9項目は正しかった。
00年、地理院が地図の経緯度基準を日本独自のものから世界共通のものに変更した際の計算に誤りがあったためだという。誤りは今年11月、外部からの指摘で判明した。
北日本で誤りの幅が大きく、北海道・利尻山の標高は1710メートルが1570メートルと表示された。(12/19 21:00)