悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
米政府関係者が明らかにしたものだが、フセインは反米武装勢力などに関する新たな情報は提供していないという。
CIAはフセインの口を割らせるため、情報当局が入手したイラク旧政権時代にフセインが行った政治犯への拷問のビデオを見せるなど心理的に追い詰めている。
捜査専門家は「自供しても見返りとなるものはなく、極刑に処せられると自覚すれば、捜査に一層非協力的となる恐れが強い」と指摘している。
フセイン拘束の具体的な経過も明らかになってきた。ヨルダン紙は、フセインを裏切ったのは私設ボディーガードをしていた親族の男性と報じた。フセインに薬物を投与した後、米軍に身柄を引き渡したという。
この親族はモハメド・イブラヒム・オマル・アル・ムスリト氏。フセインが姿を消して隠れ家を転々と移動する間、終始同行していた。
ムスリト氏は別の親族を通じ米側と接触。同氏と米側は、フセインが抵抗したり逃亡したりしないよう薬物を投与して生け捕りにすることで同意し、ムスリト氏が実行したという。
ZAKZAK 2003/12/19