2003年12月18日(木) 00時00分
「介護保険料徴収」詐欺相次ぐ(朝日新聞・)
市や町の職員を装って「介護保険料が未払いだ」と言って現金をだまし取る事件が10月から今月まで、むつ市と横浜町で5件相次いだことが17日、分かった。被害者は一人暮らしか、日中1人で自宅にいた60〜80代の女性。県警は新手の詐欺事件とみて調べるとともに、「介護保険料は集金はしていない」と注意を呼びかけている。
県警捜査2課の調べによると、事件が起きたのは10月24日から今月15日までで、むつ市で3件、横浜町で2件。約1万〜約8万円がだまし取られた。「受取証を後で渡します」などと説明されたため、被害者や家族が市や町に確認して被害が判明した。
不審に思って支払いを拒み、未遂に終わった事件も同市で2件起きた。同課は「ほかにも支払ったまま気づいていない被害者がいるのではないか」とみている。
被害者らの証言では、だまし取ったのは同じ男とみられる。25〜40歳ぐらいで身長150〜170センチ、下北なまりで黒かベージュの乗用車に乗っていたという。
(12/18)
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5647
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