2003年12月18日(木) 00時21分
<JR工事トラブル>役員報酬自主返納など 社長以下22人処分(毎日新聞)
JR中央線と京浜東北線で相次いだ工事トラブルで、JR東日本は17日、大塚陸毅社長が役員報酬の10%を1カ月自主返納するとともに、石田義雄副社長ら役員2人をけん責、建設工事部の部長ら2人を訓告、東京電気工事事務所長ら2人を戒告とするなど計22人の処分を発表した。
同日、社内検討委員会が「請負業者に過去の工事実績があり、わが社に油断や業者への過度の信頼が生じ、管理体制が弱くなった」などとする報告書をまとめたのを受けた措置。
また中央線工事を請け負った日本電設工業と、京浜東北線工事の東鉄工業に対し、乗車券の払い戻しやバス振り替え輸送などの損害金としてそれぞれ約7400万円、約3000万円を賠償請求し、18日付で両社を請負登録停止1カ月とすることを決めた。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031218-00000101-mai-soci