2003年12月17日(水) 17時54分
ヤミ金の五菱会会長を起訴 犯罪収益収受で東京地検(共同通信)
指定暴力団山口組系組員らのヤミ金融事件で、東京地検は17日、ヤミ金融業で集めた収益を受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の罪で山口組系五菱会(現在は2代目美尾組)会長高木康男容疑者(55)=静岡県焼津市=を起訴した。
高木被告は雑談には応じるものの、事件については完全に黙秘しているという。
起訴状によると、高木被告は2001年7月17日から今年4月2日の間に、五菱会の実質ナンバー2で「ヤミ金の帝王」と呼ばれた梶山進被告(54)=出資法違反罪などで公判中=らが傘下のヤミ金融業者から得た収益で購入した割引金融債5枚(額面計5000万円相当)を譲り受けた。
高木被告は今年4月2日、静岡市内の都市銀行支店で、自ら割引債5000万円を一括して換金していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031217-00000196-kyodo-soci