2003年12月16日(火) 07時00分
ドコモ、AOLとの合弁解消(日経新聞)
NTTドコモは米タイム・ワーナー(旧AOLタイム・ワーナー)などと日本で進めてきたインターネット関連の合弁を解消する方針を固めた。パソコンと携帯をネットで融合する新サービスを模索したが、収益確保が難しいと判断した。
保有する合弁会社「ドコモAOL」(東京・新宿、山川隆社長)の全株式を年内にもタイム・ワーナーのネット事業部門会社アメリカ・オンライン(AOL)に売却する。ドコモが合弁を解消するのに伴い、少数株主の三井物産と日本経済新聞社も全株式をAOLに売却する見通し。ドコモAOLは1996年に「AOLジャパン」として設立。ドコモが2000年末に4割強の株式を取得して筆頭株主となった後、現社名に変更した。世界各国でネット事業を展開するAOLはドコモAOLを全額出資子会社にし、日本事業に関する意思決定権を完全掌握する。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031216AT1D1009S15122003.html