2003年12月16日(火) 22時54分

武富士盗聴事件：前会長、拘置停止決定で釈放　入院（毎日新聞）

　消費者金融最大手「武富士」をめぐる盗聴事件で、電気通信事業法違反で起訴された前同社会長、武井保雄被告（７３）が拘置執行停止の決定を受けて１６日午後、東京都内の病院に入院するためいったん釈放された。

　武井前会長側は病気治療のため手術が必要として拘置執行停止を申し立て、１５日に東京地裁が決定した。２４日まで拘置が認められていたが、１６日に執行停止となり入院した。住居や接見などに制限がついた条件付きの釈放で、停止期間が終了すれば再度拘置される。

　警視庁捜査２課は別のジャーナリスト１人を盗聴した疑いでも、武井前会長を立件する方針。【立山清也】

［毎日新聞１２月１６日］ ( 2003-12-16-22:54 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031216k0000e040078001c.html