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同病院によると、女性は十一月三十日午前七時四十五分ごろ、胸の痛みを訴えて救急外来で受診。急性心筋梗塞(こうそく)と診断され、四十代の男性内科医ら四人の医師が、心臓の筋肉を死なせないために同十一時ごろからカテーテル検査と冠動脈形成術を行った。
男性内科医は心臓専門医として十二年の経験があり、カテーテル検査に精通していたという。
検査後の経過は良好だったが、女性は一日午前零時ごろから未明にかけて急に不整脈や嘔吐(おうと)などの症状が出て心停止状態になった。
カテーテルは右足太ももの内側から挿入しているのに、出血はすい臓や腎臓などのある後腹腹腔(ふくくう)内で認められている。心筋梗塞の治療で腹部からの出血は考えられず、挿入時に血管が傷つけられた可能性がある。
その一方で、女性の血管がもろいなどカテーテル挿入以外の原因で出血した可能性も残されている。病院側は死因を「異状死」として十四日に県警に届けた。
届けを受けた川崎署は医療ミスによる業務上過失致死の疑いもあるとみて、十六日に司法解剖して詳しく調べる方針。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20031216/lcl_____kgw_____004.shtml