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総務省は「適切な措置を取れば、個人情報を保護できる」と主張しているが、情報漏えいの未然防止に向けて再度の検証が求められそうだ。
概要などによると、長野県は九月末−十月初旬、十一月末の二回、県内三町村で出先機関とインターネットの二経由で侵入実験を実施した。
概要によると、自治体の出先機関である公民館や福祉センターの端末から電話回線で侵入、個人情報を保存する「既存住基サーバー」や「コミュニケーション・サーバー(CS)」を攻撃することが可能な状態となった。
理論上は個人情報を消去したり、新しく作成し、住基ネットに流すこともできたとしている。
CSは市町村が管理し、総務省の外郭団体「地方自治情報センター」の仕様に準拠しているため、仕様の見直しを迫られる可能性も出てきた。
インターネットからの侵入は、ファイアーウオール(安全隔壁)に阻まれ、侵入できなかった。
長野県は侵入実験の評価を総務省の住基ネット調査委員で、セキュリティー専門家の伊藤穣一氏に委託した。同県が近く報告書をまとめる。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031216/mng_____sya_____004.shtml