2003年12月15日(月) 18時17分
盗聴で武富士前会長を起訴 病気の手術・治療のため(共同通信)
武富士の盗聴事件で東京地検は15日、部下に指示してフリージャーナリストの電話を盗聴したとして、電気通信事業法違反の罪で前会長武井保雄容疑者(73)=拘置中=を起訴した。
弁護側は肝臓の病気の手術、治療を理由に拘置の執行停止を申し立て、東京地裁は同日、これを認めた。執行停止期間は16日から1週間程度で、武井被告は16日に釈放され、収監されるまでに手術、治療を受けるとみられる。
武井被告は起訴事実を全面的に認めているという。警視庁は別のジャーナリストの電話盗聴でも武井被告を立件する方針で、今後も捜査を続ける。
関係者によると、武井被告はもともと、12月中に肝臓の病気の手術を受ける予定だったが、今月2日に逮捕された。東京地裁は手術の必要性や緊急性を検討して拘置の執行停止を認めたとみられる。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031215-00000175-kyodo-soci