悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
パン粉製造会社「旭食品工業」(静岡県長泉町、山本勝社長)は14日、今年8月末以降に製造したパン粉に、短い銅線が混入している可能性があると発表した。
同社のパン粉は「ママ フライ」などの商品名で売られているほか、国内の冷凍食品加工メーカー30社に納入されている。同社はメーカーと協力しながら自主回収を始めた。
同社のパン粉を使っている冷凍食品加工メーカー「ニチレイ」が12日、商品出荷時の検査で、長さ約1センチ、直径0・17ミリの銅線が混入しているのを見つけ、旭食品工業に連絡した。同社で調べたところ、小麦粉を搬送するパイプ内の銅線がむき出しになり、直径0・17ミリの銅線12本を束ねた長さ約20センチ分が欠損していたという。
同社の山本社長は「商品に混入したと見られる銅線はごく少量なので、体内に入っても影響はないと思うが、不安を与え、大変申し訳ない。再発防止に万全を期したい」と話している。
問い合わせは、同社(055・987・5555)。