2003年12月13日(土) 00時00分

固定電話持たない理由のトップは「加入料高すぎ」（ZAKZAK）

　総務省が１２日発表した初の「電気通信サービスモニターに対するアンケート」で、固定電話に加入していない理由に、４割近くが新規加入時に支払う７万２０００円の加入権料（施設設置負担金）が高いことを挙げていることが分かった。

　毎月支払う基本料金についても、４分の３を超える人が通話料金に比べて割高感を感じると回答しており、固定電話に対する国民の不満が浮き彫りとなった形だ。

　加入していない理由（複数回答）では、トップの加入料の高額さに次ぎ、携帯電話を使用しているため「必要ない」との回答が３割を占めた。

　インターネットを家庭で利用している人は７割以上あり、中でもネット接続回線でＡＤＳＬ（非対称デジタル加入者線）の利用者は４割超と最多。家庭にもＡＤＳＬの普及が着実に進んでいる様子が分かった。

　調査は今年９月、電気通信サービスに関心がある全国の２０歳以上の男女１０００人に実施、９５６人から回答を得た。

ZAKZAK 2003/12/13

http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2003_12/1t2003121324.html