2003年12月12日(金) 07時33分
「裁判官3市民4」で調整 裁判員制度で自民党(共同通信)
市民が刑事裁判の審理に参加する「裁判員制度」について、自民党司法制度調査会の小委員会(長勢甚遠委員長)がまとめた最終報告案の内容が12日、明らかになった。
最大の焦点となっていた職業裁判官と市民の裁判員の人数構成について、政府検討会の座長試案と同じ「裁判官3人、裁判員4人」を軸に調整、日本新聞協会などが削除を求めていた「偏見報道禁止」規定は当面は見送るとしている。
最終報告は12日の小委員会でまとまる見通しだが、公明党は人数構成を「裁判官2人、裁判員7人」とする制度案を既に公表しており、今後の与党間の調整は難航が予想される。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031212-00000017-kyodo-soci