2003年12月12日(金) 18時32分
国際電話の13%がIP電話に移行(WIRED)
米テレジオグラフィー社は10日(米国時間)、世界のインターネット電話の利用実態報告を
http://www.telegeography.com/press/releases/2003/10-dec-2003.html 発表した。それによると、2003年は国際電話のうち12.8%がインターネット経由となる見通しで、急速に普及している。1998年時点では0.2%にすぎなかった。
2003年には、従来型国際電話の通話時間は1666億分で、前年比7.4%増にとどまるのに対し、IP国際電話は245億分で、同35.9%増加する見込み。国際電話のうちIP電話の割合は、1999年は1.5%、2000年は4.3%、2001年は6.5%、2002年は10.4%と、順調に伸びている。とくに2002年はIPの通話時間が77.8%も増加した。
IP電話の普及で、国際電話の料金は大幅に低下している。1999年と2003年を比較すると、年17.2%のペースで低下しているという。
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(WIRED)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031212-00000004-wir-sci