2003年12月12日(金) 21時03分
使用禁止薬で死産=大津の主婦、損賠提訴(時事通信)
妊婦への使用が禁止されている解熱鎮痛剤を投与され胎児が死亡したとして、大津市の主婦伊地知久美子さん(33)が12日、滋賀県甲賀郡の産婦人科医院と院長を相手に、約3500万円の損害賠償を求める訴訟を大津地裁に起こした。
訴えによると、伊地知さんは出産予定日を過ぎたため、2000年9月27日に入院。陣痛促進剤4錠の投与を受けた後発熱し、院長の指示で解熱鎮痛剤「ボルタレン」の座薬を投与された。しかし、約1時間半後に、胎児の心音が急速に下がり、死産した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031212-00000991-jij-soci