2003年12月12日(金) 23時43分
ホテル披露宴で45人食中毒 京都、ノロウイルス検出(共同通信)
京都市保健福祉局は12日、同市上京区仕丁町の京都ブライトンホテルの結婚披露宴で食事をした87人のうち45人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴えたと発表した。症状は軽く、全員が回復したという。
同局生活衛生課によると、87人は三重県や石川県などから先月30日、ホテルで開かれた披露宴に出席。45人が同日夜から症状を訴えたという。患者5人とホテル調理場の従業員3人の便から食中毒を引き起こすノロウイルス(小型球形ウイルス)が検出された。
ノロウイルスは二枚貝から検出されることが多いという。
上京保健所は、患者に共通する食事がほかになく、患者と調理場従業員から同じノロウイルスが検出されたことから、ホテルの食事が原因と断定し、宴会用の厨房(ちゅうぼう)を12日から3日間営業停止処分にした。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031212-00000268-kyodo-soci