2003年12月11日(木) 20時23分
ホンダの「シルバーウイング」に欠陥、リコール届け出(読売新聞)
ホンダは11日、オートバイ「シルバーウイング」(400、600cc。2001年3月—今年8月製造)の計6487台のハンドルに欠陥があったとして、国土交通省にリコール(無料回収、修理)を届け出た。
この欠陥で今月1日、東名高速道路を走っていたオートバイのハンドルが突然外れ、約100メートルを運転できないまま走行する事故が起きていた。
届け出によると、ハンドルを車体に固定する部品の寸法に欠陥があるため、部品を締め付けるボルトが走行時の振動で破断する。そのまま使い続けるとハンドルが外れる恐れがある。
神奈川県警高速隊によると、事故が起きたのは東京都世田谷区の東名高速上り線で、会社役員の男性(51)が時速120キロ・メートルで走行中、突然ハンドルが外れて運転不能となった。男性はブレーキを踏んで減速したが、ハンドルが使えないまま約100メートル先まで走行し、道路脇の縁石にぶつかって転倒。男性にけがはなかったが、高速隊に「ハンドルが抜けてびっくりした」と話していたという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031211-00000412-yom-soci