2003年12月10日(水) 00時00分
無添加パンとそば作りに挑戦/但馬(朝日新聞・)
年の瀬や年始に安心できる食べ物を−−9日、村岡町の町民センターで無添加のパン作り、村岡体育館でそば作りの体験講習会がそれぞれ開かれた。専門家が実演した後、生徒らが挑み、出来たてのおいしさに満足していた。
パン作りには主婦ら約10人が参加した。地元でパン教室を主宰する小谷淳子さん(40)から、世界自然遺産・白神山地の腐葉土から分離された酵母を使ってのバターロール作りを学んだ。
40度の温水で酵母を溶かして生地をつくった。手だけでこねて発酵を重ね、オーブンで焼き上げ、約2時間がかりで無添加パンが出来た。「天然酵母のパンが作りたい」と参加した中井真理さんと菅田和美さんは「パンのきめ、弾力性が違い、食感は最高」と話していた。
町そば推進協議会主催のそば作り体験は、但東町の農村体験館「八平」の能勢勇さん(56)を講師に招き、約50人が参加した。村岡町産のそば粉で生地作りから、ゆで上げまでをこなし、最後に昼食を兼ねて試食した。能勢さんが「打ち方はいろいろあるが、『早打ち、早ゆで、早食い』がおいしく食べるコツです」と説明すると、自宅での再挑戦を誓う参加者もあった。
(12/10)
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=8179
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