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清川社長は会見で、盗聴事件への関与を全面的に認める武井容疑者の談話を公表した。武井容疑者は「一連の盗聴はすべて私が指示したことで、私に全責任があります。盗聴の対象者やお客さまなど多くの方々に迷惑をかけ、誠に申し訳ありません」と盗聴指示を認め、謝罪した。
一方、清川社長は盗聴への組織的関与については「武井会長と中川一博容疑者(42)=元課長、同容疑で逮捕=の二人でやったこと」と否定した。会長職の後任は充てず、現経営陣のままで業務を続ける意向を明らかにした。清川社長によると、談話は同日午後二時ごろ、武井容疑者に接見した弁護士から伝えられたという。
貸金業法では、貸金業者の役員らが禁固以上の刑事罰を科されるなどした場合、業者の登録が取り消される。処罰前に該当する役員らが辞職した場合、登録取り消しを免れるが、「(会長退任は)登録取り消しを意識したものでは」との質問に、清川社長は「関係ないと思う」と述べた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031209/mng_____sya_____009.shtml