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世界の指導者が集まる「ダボス会議」を主催する世界経済フォーラムは9日、ジュネーブで10日から始まる世界情報社会サミットに合わせて、インターネットなど情報技術(IT)への対応能力や普及度を指数化した「世界IT報告」を発表した。102カ国・地域が対象で、日本はランキング12位となり、前年の20位、前々年の21位から続伸した。
1位は米国、シンガポールが2位。フィンランドなど北欧5カ国はすべて10位以内に入った。
ITのインフラ整備状況や、政府の規制、関連法などビジネス環境まで広範囲に「採点」しているのが特徴。
項目別にみると、日本は「人口当たり研究・開発従事者数」で1位、「企業の技術力」で2位と高い評価を受けている。しかし、「税制の効率性」で81位、「外資規制」で85位など、規制緩和や公的部門の対応では評価の低さが目立つ。
同サミットの事務局となる国際電気通信連合(ITU)がこのほど発表した同様の「デジタル化度指数」では、日本は15位だった。
<ITネット化ランキング>(カッコ内は前年順位)
1 米国(2)
2 シンガポール(3)
3 フィンランド(1)
4 スウェーデン(4)
5 デンマーク(8)
6 カナダ(6)
7 スイス(13)
8 ノルウェー(17)
9 オーストラリア(15)
10 アイスランド(5)
11 ドイツ(10)
12 日本(20)
13 オランダ(11)
14 ルクセンブルク(27)
15 英国(7)(12/09 12:13)