2003年12月08日(月) 00時00分
愛知ブランド72社申請 県予想を超える(朝日新聞・)
県産業労働部は5日、今年度分の受け付けを11月28日に終えた「愛知ブランド企業」の申請状況を発表した。県内製造業の優れた技術と品質の高さを統一ブランドで世界に発信しようと県が打ち出した取り組みで、今回は72社が申請した。来年2月下旬までに認定企業の選定を進め、3月に発表する予定だ。
この取り組みは、県内の優良企業を「Aichi Quality」のロゴ入りの統一ブランドマークでPRし、「ものづくり企業の経営理念や品質の高さで裏付けのある土地」と広く認識してもらうことが狙い。
9月24日から受け付けを始めたところ、申請社数は県が予想していた50社を超えた。名古屋市が22社、名古屋市以外の尾張地域が19社、西三河地域が18社、東三河地域が13社と、県内全域から申請があった。製品の種類も食料品、一般機械器具、窯業・土石製品、木材・木製品など幅広い。
今後、申請した各企業について、(1)理念・経営トップのリーダーシップ(2)人の活性化と業務プロセスの効率化、革新(3)コア・コンピタンス(技術や製品などの独自の強み)(4)顧客との関連性の質、深度を高める顧客価値構築(5)社会、環境への配慮−−の五つの評価項目に沿って、評価委員会(委員長、山田基成・名古屋大大学院助教授)が認定企業を選ぶ。
認定企業は、会社や製品の紹介に愛知ブランドマークを使うことができるほか、ホームページなどを通じて県が企業情報を発信したり、認定企業間の交流会に参加したりできる。
問い合わせは県新産業振興課(052・954・6344)へ。
(12/6愛知総合)
(12/8)
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?kiji=8509
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