悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
ネットオークションにかけられるのは築10年程度の賃貸マンションが中心。多くは1戸ごとの売却を想定しており、最低入札価格は最も低い物件で181万円。平均では550万円という。
9割以上の物件にはすでに入居者がおり、投資額に対する家賃収入(利回り)は平均年17%という。落札価格や将来の家賃設定によって利回りは変化するが、入居者がいる限りは、かなりの高利回りが期待できると説明されている。落札者は将来的には自分で入居することも可能という。
ネットオークションは不動産コンサルティングのIDU(大阪市)に委託。9日から専用のホームページ(www.ms−auction.net)で物件が紹介され、18日から来年1月30日まで入札を受け付ける。
IDUは昨年10月から、不動産のネットオークションを運営。不動産の売買は「価格が周辺環境や部屋の劣化の状況といった複雑な要素に左右されるため、ネット販売には向かない」(不動産関係者)とされるなか、専門家による詳細な物件情報の提供や入札への参加しやすさが受け入れられ、実績を伸ばしている。
IDUは、今回の最低入札価格の合計は85億円だが、落札希望者が競り合うことで、売却総額を100億円程度と見込んでいる。
ダイア建設はバブル期に行ったビル事業用地への過大投資が失敗。今年3月末時点で単体の有利子負債が1939億円に達するなど、経営状況が悪化していた。このため8月には、主力のりそな銀行から1327億円の金融支援と、レオパレス21からの出資を受けることを決定。産業再生機構の支援先第一陣にも選ばれ、平成19年3月末に有利子負債を265億円に圧縮する目標を立てて再建を進めている。
ZAKZAK 2003/12/08
http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2003_12/1t2003120818.html