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アサヒビール(東京都中央区)が大阪府南部地域でのビールなどの販売で、一部の小売店にだけ多くの販売促進費を与えているとして、公正取引委員会は8日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いがあるとみて、こうした行為をしないよう同社に警告した。
公取委によると、アサヒビールは、02年8月から03年3月まで、大阪府堺、岸和田市など4市の量販店にビールと発泡酒を販売する際、同社製品の取扱量は同程度にもかかわらず、1社にだけ他社と比べて多額の販売促進費を与え、公正な競争に悪影響を及ぼしていた疑いがある。
販売促進費は、350ミリ缶1ケースあたり、最大で150円の格差があったという。
アサヒビールは「今回の指摘には大変困惑しているが、内容については真摯(しんし)に受け止める」としている。(12/08 19:00)