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消費者金融大手「武富士」幹部らによるジャーナリスト山岡俊介さん(44)宅の盗聴事件で、電気通信事業法違反容疑で逮捕された同社会長の武井保雄容疑者(73)が、警視庁の調べに対し、容疑を認める供述を始めたことがわかった。警視庁は、武井会長が部下に盗聴を指示したとみており、理由や経緯を調べる。
捜査2課の調べでは、武井会長は元課長の中川一博容疑者(42)=電気通信事業法違反容疑で再逮捕=に指示し、横浜市にある調査業「アーク横浜探偵局」経営の重村和男容疑者(57)=同=ら調査業者に、山岡さんの通話内容を盗聴するよう依頼。00年12月〜01年2月、都内の山岡さん宅の電話回線に盗聴器を仕掛けて通話内容を録音した疑い。
武井会長は2日に逮捕された直後、盗聴に「かかわっていない」と否定していたが、最近になって認め始めたという。
武井会長の関与について中川容疑者が調べに、「会長の指示でやった」などと具体的に供述している。またアーク社への支出を承認した禀議(りんぎ)書の一部には、会長本人の決裁印が押されていた。(12/08 15:54)